どもども、武将好き歴史ファンのジョーです。
今回は、歴史上の人物でも誤解されているかもしれない「井伊直弼」についてご紹介していきます。
井伊直弼を一言でどんな人だったかと言うと「日米修好通商条約を結んで反対派の人を処罰した幕府の大老」と言われていますね。
井伊直弼の簡単な略歴は以下ですね
井伊直弼のプロフィール
- 1815年:誕生
- 1860年:死去(46歳)
この記事でわかる事としては、「井伊直弼」の縁の物事、周辺情報についてまとめています。
今回は、「井伊直弼とは何者だったのか?安政の大獄や日米修好通商条約締結、桜田門外の変について解説します」と題してご紹介して参ります。
ぜひ、勉強に役立てて下さいね。
それではさっそく見ていきましょう!
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もくじ
井伊直弼とは何者だったのか?
こちらでは、井伊直弼についてご紹介して参ります。
井伊直弼は、幕末の譜代大名ですね。
近江彦根藩の第15代藩主でもあります。
幕末期の江戸幕府にて大老を務め、開国派として日米修好通商条約に調印し、日本の開国・近代化を断行した人物として知られています。
また、強権をもって国内の反対勢力を粛清した安政の大獄、それらの反動を受けて暗殺される桜田門外の変などの歴史的事件の渦中にいたとしても有名ですね。
井伊直弼と安政の大獄
こちらでは、井伊直弼と安政の大獄についてご紹介して参ります。
安政の大獄は、1858年から1859年にかけて、江戸幕府が行なった弾圧でです。
江井伊直弼や老中間部詮勝らは、勅許を得ないまま日米修好通商条約に調印してしまいます。
また将軍継嗣を徳川家茂に決定するなど行いました。
この安政の大獄とは、これらの諸策に反対する者たちを弾圧した事件として扱われています。
弾圧されたのは尊王攘夷や一橋派の大名・公卿・志士(活動家)らで、連座した者は100人以上にのぼったと言われています。
井伊直弼と日米修好通商条約
こちらでは、井伊直弼と日米修好通商条約についてご紹介して参ります。
安政の大獄の元凶なった条約と言ってもいいかもしれません。
井伊直弼は将軍に次ぐ権力をもった大老でした。
そして、日米修好通商条約を締結においてアメリカの大使、ハリスと直接交渉を行ったのは彼ではありません。
ハリスに応対したのは下田奉行の井上清直と、目付の岩瀬忠震の2人です。
下田奉行は幕府の役職の一つであり、ハリスが滞在していた下田(静岡)で、外国船や外国人のへ対応を担当しました。
そして目付は、幕府の人間が不正をしないよう見張る仕事です。
日米修好通商条約の締結に際して、井上は岩瀬の同意を得て、共同で調印する必要があったというわけですね。
そして、その為にはしっかりと天皇の許可を得ようと尽力したのが井伊直弼でした。
しかし、幕府全体としては早く条約を結んでしまいたかったというムードもありました。
アメリカとの条約締結は、攘夷派から大きなバッシングを受けます。
ですので、孝明天皇の許可が事前に得られていれば、批判はもっと少なかったかもしれません。
井伊直弼が天皇の反対を無視して条約を勝手に締結した…というイメージが、この当時は生まれてしまったようですね。
井伊直弼は、調印されるギリギリまで、天皇の許可を得ようとしていましたが、条約締結を断行したというイメージがつき、井伊直弼の世間からのバッシングがあの桜田門外の変へと通じていくのでした。
井伊直弼と桜田門外の変
井伊直弼が執り行った日米修好通商条約と安政の大獄。
この2つの政治的な批判と恨みを買ってしまった井伊直弼は、江戸城の桜田門外で尊王攘夷派の志士に襲われて殺されてしまいます。
井伊直弼の強引なやり方を許せないと思った水戸藩出身の尊王攘夷派の志士が、1860年3月に桜田門外の変を実行します。
井伊直弼が籠に乗った時にピストルが発射されたようです。
それを合図に、志士たちが一斉に攻撃を始めたとされていますね。
この時すでに、井伊直弼は銃弾を受けて動けない状態であったとされ、そして、籠から引きずり出されて殺害されたようです。
これは昼頃に、白昼堂々と幕府の最高職の大老が殺されたということで幕府の権威も大いに揺らいだとされています。
井伊直弼の子孫について
井伊直弼の子孫についてもご紹介して参ります。
桜田門外の変後、井伊家の家督は直弼の次男、直憲(なおのり)が引き継いでいますね。
そうしてまもなく江戸幕府が倒れて、そして明治へと時代が変わっていきます。
そして、井伊直憲が彦根藩最後の藩主となり、明治時代は1884年の華族令により、伯爵家となっています。
そして、井伊直憲のひ孫にあたる井伊直愛(なおよし)さんが36年にもわたり彦根市長として活躍されていらっしゃいましたね。
井伊直弼が登場するドラマや映画
こちらでは、井伊直弼が登場する映画やドラマについてご紹介して参ります。
柘榴坂の仇討
こちらは、歴史の史実とは異なりますが、「桜田門外の変で生き延び、死罪にすらされなかった井伊家家臣」という架空の物語ですね。
暗殺犯の生き残り(これも架空人物)を明治時代に探そうとする顛末を描いている、面白い題材の作品です。
「もし◯◯だったら」という視点で、桜田門外が見れると思います。
桜田門外の変
大沢たかおさんが水戸藩士の関鉄之介という、桜田門外の変の現場指揮者を演じていらっしゃいますね。
こちらは史実に乗っ取った、かなりリアリティのある作品です。
その他:井伊直弼の桜田門外を扱ったテレビドラマ
- 徳川慶喜(NHK大河ドラマ、1998年)演:杉良太郎
- 篤姫(NHK大河ドラマ、2008年)演:中村梅雀
- 八重の桜(NHK大河ドラマ、2013年)演:榎木孝明
- 花燃ゆ(NHK大河ドラマ、2015年)演:高橋英樹
- 西郷どん(NHK大河ドラマ、2018年)演:佐野史郎
引用:Wikipediaより
大河ドラマ「青天を衝け」井伊直弼役:岸谷五郎
2021年の大河ドラマでは、岸谷五郎さんが井伊直弼を演じていますね。
歴史映画やドラマはU-NextやAmazonプライムがおすすめ
こちらでは、過去のドラマや映画が観れるサービスを少しだけご紹介しておきます。
興味がある方は、チェックして観てください。
まずはじめに、U-Nextについてご紹介します。
歴史系の映画やドラマは、多くのビデオオンデマンドサービスによって提供されてきていますね。
その中でもやっぱり利用しやすかったり、コンテンツが豊富なのはU-NextやAmazonプライムビデオですね。
U-NextではNHKの大河ドラマも過去の作品が観ることができます。
料金は月額1990円(税別)ですね。
そして、約14万本の見放題作品と70誌以上の雑誌が読み放題! 加えてレンタル作品の視聴に利用できる1,200ポイント(1ポイント=1円)が毎月付与されます。
次にAmazonプライムビデオですね。
また、Amazonプライムビデオではコンテンツ量がとても豊富で、海外のドラマなどにも強いですね。
何れにしても、観たい作品を探して観るのでしたら、この2つのサービスは活用してみることをおすすめします。
こちらは、プライム会員ですと月額400円から利用できるというコスパの良いサービスですね。
オリジナル作品も多く、歴史以外にも楽しめるサービスです。
歴史映画やドラマを観るのにおすすめのサービス
井伊直弼を取り扱ったおすすめ本
こちらでは、井伊直弼を扱ったおすすめ本をご紹介して参ります。
暗殺の幕末維新史 桜田門外の変から大久保利通暗殺まで
こちらの本では、桜田門外の変から大久保利通の暗殺までを語り尽くしてくれている本ですね。
明治維新は近代日本の原点とされていますが、その実情は日本の歴史の中で最も暗殺が多かった時代です。
尊攘論の洗礼を受けた者たちはなぜ暗殺に走ったのか、といった理由や背景、井伊直弼暗殺から内務卿大久保利通に至る国家の首班、外国人、坂本龍馬なのど事件のリアルな実相と世間の反応を描いています。
まさに、闇から見つめる幕末維新史としてもおすすめです。
桜田門外ノ変
こちらは、吉村昭さんの歴史小説ですね。
安政の大獄や無勅許の開国等で独断専行する井伊大老を暗殺したこの事件を機に、水戸藩におこって幕政改革をめざした尊王攘夷思想が、倒幕運動へと変わっていく様子を描いています。
襲撃現場の指揮者・関鉄之介を主人公に、桜田事変の全貌を描ききった歴史小説の大作です。
無料でおすすめ本を読むならKindle Unlimitedがおすすめ
井伊直弼など、歴史小説やコミック本などが読めるサービスとして、Kindle Unlimitedもたくさんの書籍を扱っているサービスですね。
様々な本を月額980円(税込)で、和書12万冊以上、また、洋書も120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になります。
歴史系のコンテンツも多いので、勉強にもなりますね。
ぜひこちらも登録しておくことをおすすめします。
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井伊直弼のまとめ
如何でしたでしょうか?
以上、「井伊直弼」についてご紹介してきました。
今回は、「井伊直弼とは何者だったのか?安政の大獄や日米修好通商条約締結、桜田門外の変について解説します」と題してご紹介致しました。
ぜひチェックしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で。
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