明治維新

五代友厚とは何者だったのか?坂本龍馬や渋沢栄一との関係や死因や映画、朝ドラなども紹介

どもども、武将好き歴史ファンのジョーです。

今回は、歴史上の人物でも渋沢栄一と肩を並べて日本経済の立役者となった「五代友厚」についてご紹介していきます。

五代友厚の簡単な略歴は以下ですね

五代友厚のプロフィール

  • 1836年:誕生
  • 1863年:薩英戦争の捕虜となる
  • 1885年:死去(49歳)

この記事でわかる事としては、「五代友厚」の縁の物事、周辺情報についてまとめています。

朝ドラでディーン・フジオカさんが演じられてから、「五代友厚」人気が高まって気がしていますね。

あの坂本龍馬との縁もあったようですね。

明治後の日本の、特に関西方面で活躍した人物。

その生涯とはどういったものだったのかをご紹介したいと思います。

今回は、「五代友厚とは何者だったのか?坂本龍馬や渋沢栄一との関係や死因や映画、朝ドラなども紹介」と題してご紹介して参ります。

おすすめ作品なども紹介しています。

ぜひ、勉強に役立てて下さいね。

それではさっそく見ていきましょう!

関連するおすすめ記事

五代友厚とは何者か?

こちらでは五代友厚とは何者だったかについてご紹介して参ります。

元、薩摩藩士で明治後の大阪経済の立役者と言われている人物ですね。

幼少の頃より世界を見つめてきた人です。

早くから開国派を貫いており、22歳の時に長崎海軍伝習所に入って航海術を学んでいますね。

1863年には薩英戦争の捕虜となってしまいますが、横浜で軍艦から脱出して生き延びています。

1865年にはヨーロッパに渡って紡績機械や武器などを仕入れています。

そこでヨーロッパの文化を見た五代友厚は、富国強兵を目指して藩で貿易を行ったり、紡績工場を建設したりしました。

そして、開国派として活躍し、二度に渡って海外への渡航してきています。

その中で国際感覚を身につけ、維新後は大阪で実業家に転身されていますね。

新政府に入っても、すぐ辞めてしまったようです。

維新で傷ついた大阪を立ち直らせる「大阪の恩人」とまで言われるようになった超有名人物です。

鉱山や鉄道などの幅広い事業を手がけて大阪の経済を発展させています。

1878年には大阪株式取引所を設立、大阪商法会議所を作るなどの功績を残していますね。




五代友厚と坂本龍馬との関係

ここでは、五代友厚と坂本龍馬との関係について触れていきます。

坂本龍馬は、長崎で五代友厚と出会います。

そうして、当時龍馬も興味を示していた、海外貿易などの夢を語り合う竹馬の友となってきました。

その後、五代友厚の力を借り、龍馬はあの薩長連合を進めて行くことになっています。

五代友厚は渋沢栄一と肩を並べた実業家

五代友厚と渋沢栄一は近年よく比較される2人ですね。

実際に交流や面識があったかはちょっとわかりません。

ただ、渋沢栄一と同じく、大阪を中心に経済や実業を立ち上げる人として活躍したのは間違いありません。

大阪証券取引所の立ち上げには渋沢系の人たちも役員として活躍されていますね。

五代友厚の名言

こちらでは、五代友厚の名言をご紹介して参ります。

「自分と相性が合わない人とも努力して少々すべきである」

かなり本質をついた名言ですね。

いくら相手と人間性の部分で合わずとも、商売の世界では利益が中心で優先されるので、相手の人間性などはあまりどうでも良いと思わせてくれる言葉ですね。

現代人はこの辺りは非常に苦手かもしれませんね。




五代友厚のおすすめ本を紹介

こちらでは、五代友厚のおすすめ本をご紹介して参ります。

五代友厚 蒼海を越えた異端児

薩英戦争で英国艦隊の捕虜となった五代も描かれている作品ですね。

その後、「薩摩の若者を留学させたい」と申して、攘夷主流の中、裏切り者の汚名を晴らし、藩論を覆して英国渡る事に成功します。

帰国後、次の焦点は大阪と確信。造幣寮開設に尽力し、商法会議所を設立する。現在の大阪を「創った」男の奮闘を描いています。

江戸の商魂

こちらもおすすめ本ですね。

侍を上回る誇りを描いた小説ですね。

三井高利、天野屋利兵衛、五代友厚、中井源左衛門、銭屋五兵衛、山東京伝、柊屋新次郎、銭屋五兵衛などが描かれています。

彼らの当時の広告戦略、信頼関係の重視等、今に通じる彼らの商売の原点が学べる一冊でsね。

新・五代友厚伝 近代日本の道筋を開いた富国の使徒

こちらも、西郷隆盛、大久保利通と並ぶ明治維新の功労者として知られている五代友厚についてご紹介しているおすすめ本です。

晩年の「北海道開拓使官有物払い下げ事件」によって、藩閥政権との癒着による「政商」としてイメージも広まるなかで、官有物の払い下げは五代とは別の結社にされようとしていたことや、当時の政局の中で五代がスケープ・ゴートにされたこと、また当時の新聞の誤報を後世の歴史学者がそのまま論文にして定着させたことなどがわかってきており、事実が誤って伝えられていることが明らかになってきています。

そのような事実を、こちらの本では膨大な資料を丹念に調べあげた上で新たな考察を加え、五代の真の姿を描き出されています。

大阪の近代化を知る上でもかなり勉強になる一冊ですね。

 

五代友厚を描いたドラマや映画は?

こちらでは、五代友厚を描いたドラマや映画をご紹介して参ります。

五代友厚を描いた朝ドラ:あさが来た

NHKの朝の連続テレビ小説「あさが来た」で、五代友厚が描かれていますね。

五代ロスという社会現象でも有名になった五代友厚を演じたのはディーン・フジオカさんですね。

このドラマをきっかけに大ブレイクしてます。

この五代友厚は確かにかっこよく、世のお母さんがたが注目したのもわかりますよね。

五代友厚を描いた映画:天外者

2020年に公開された映画ですね。

五代友厚を三浦春馬さんが熱く演じられています。

この五代友厚も本当に暑苦しいくらい熱く、情熱を持って日本を変えようとした1人の実業家としても素晴らしいものがありますね。

三浦春馬さんご自身がどのようなお気持ちで五代友厚を演じられていたのか、亡くなられてしまった後では知るよしもないですが、きっと五代友厚のことをとても勉強されたのではないかなと思いますね。

激アツな映画ですので、こちらもぜひチェックして見てください。

ディーン・フジオカさんが大河ドラマ「青天を衝け」で五代友厚を再び演じる

大河ドラマ「青天を衝け」で、ディーン・フジオカさんが再び五代友厚を演じることで、非常に話題になりましたね。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第19回で再登場した五代才助(友厚、ディーン・フジオカさん) (C)NHK引用;https://mantan-web.jp/article/20210620dog00m200022000c.html

登場した時はかなり反響があったようですね。

「朝がきた」では、主人公を助けるヒーロー的な存在感を出していましたが、大河ドラマではどのように維新後も活躍していくのか楽しみですね。

渋沢栄一との面識や出会いのシーンなどはあるのでしょうか?

この辺りも、引き続き追っていきたいと思います。

歴史映画やドラマはU-NextやAmazonプライムがおすすめ

こちらでは、過去のドラマや映画が観れるサービスを少しだけご紹介しておきます。

興味がある方は、チェックして観てください。

引用:U-Next画面

まずはじめに、U-Nextについてご紹介します。

歴史系の映画やドラマは、多くのビデオオンデマンドサービスによって提供されてきていますね。

その中でもやっぱり利用しやすかったり、コンテンツが豊富なのはU-NextやAmazonプライムビデオですね。

U-NextではNHKの大河ドラマも過去の作品が観ることができます。

料金は月額1990円(税別)ですね。

そして、約14万本の見放題作品と70誌以上の雑誌が読み放題! 加えてレンタル作品の視聴に利用できる1,200ポイント(1ポイント=1円)が毎月付与されます。

引用:Amazonプライムビデオ

次にAmazonプライムビデオですね。

また、Amazonプライムビデオではコンテンツ量がとても豊富で、海外のドラマなどにも強いですね。

何れにしても、観たい作品を探して観るのでしたら、この2つのサービスは活用してみることをおすすめします。

こちらは、プライム会員ですと月額400円から利用できるというコスパの良いサービスですね。

オリジナル作品も多く、歴史以外にも楽しめるサービスです。

五代友厚の死因とは

49歳という若さで亡くなってしまう五代友厚。

その死因は、糖尿病だったといいます。

五代友厚は自分が糖尿病であるということを理解していた節があります。

また、悪くなる一方の体を押してまで、経済活動に勤しんでいたために若くして亡くなってしまったのだと考えられます。

この若くして亡くなったことが、大阪の経済界に大きな打撃だったんだと思います。




五代友厚のまとめ

如何でしたでしょうか?

以上、「五代友厚」についてご紹介してきました。

今回は、「五代友厚とは何者だったのか?坂本龍馬や渋沢栄一との関係や死因や映画、朝ドラなども紹介」と題してご紹介致しました。

ぜひチェックしてみて下さい。

それでは、今回はこの辺で。

関連するおすすめ記事