どもども、武将好き歴史ファンのジョーです。
今回は、歴史上の人物でも、現代の日本を作った父と称えられている「西郷隆盛」についてご紹介していきます。
西郷隆盛の名言とか、辞世の句とか、この辺りのご紹介もします。
西郷隆盛の簡単な略歴は以下ですね
西郷隆盛のプロフィール
- 1827年:誕生
- 1858年:島津斉彬死亡
- 1863年:薩英戦争
- 1871年:廃藩置県
- 1877年:西南戦争によろ死去(51歳)
この記事でわかる事としては、「西郷隆盛」の縁の物事、周辺情報についてまとめています。
坂本龍馬の薩長同盟でも有名ですよね。
今回は、「西郷隆盛が沖縄に残した妻「愛加那」と彼の名言・辞世の句やその生き様について紹介していきます!」と題してご紹介して参ります。
ぜひ、勉強に役立てて下さいね。
それではさっそく見ていきましょう!
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もくじ
西郷隆盛と沖縄:2番目の妻「愛加那」とは

こちらでは、西郷隆盛さんと沖縄に残した妻の「愛加那」さんについてご紹介していきます。
二人目の妻、愛加那(あいかな)さん。
当時の薩摩藩の藩法で、西郷隆盛さんが今の沖縄・奄美大島滞在期間だけの妻となり約3年間を共に過ごしたと言われていますね。
奄美大島の名家である龍家の分家、そこの娘であり小説やドラマでは貧しい農家の娘として描かれることが多い女性ですね。
ちなみに、実際には西郷家よりはるかに領地、石高も多かった、西郷さんよりもお金持ちのお嬢さんだったようですよw。
そんな二人の出会いは西郷隆盛さんが島流しの刑にあってから。
その島流しの先が沖縄・奄美大島です。
この時は、西郷隆盛さんは実は人生どん底でもあったようですね。
その頃に二人は出会っています。
大河ドラマ「西郷どん」で、愛加那は「とぅま」という愛称で親しまれています。
なぜ西郷隆盛は沖縄へ島流しの刑にあったのか?
西郷隆盛さんを大抜擢してくれたのは、薩摩藩主の島津斉彬でした。
しかし、その斉彬の急死により薩摩藩の方針は大きく変わります。
島津斉彬の下で一橋慶喜(後の15代将軍・徳川慶喜)を将軍にしようと動いていた西郷隆盛は、安政の大獄で慶喜派を弾圧していた井伊直弼に目を付けられ、なんと幕府から追われる身になってしまいます。
これに失望してしまった西郷隆盛さんは、1858年11月に同じく慶喜派であった月照という住職と共に冷たい冬の海に身を投じ、自殺を図ります。
なんとか奇跡的に隆盛だけが一命を取り留めますが、それを知った薩摩藩は幕府の捕縛から守る為に奄美大島での潜居を命じるという背景があったのですね。
二人目の妻、愛加那(あいかな)さんとの出会い
その時の西郷隆盛さんの身の回りの世話役を努めたのが愛加那でした。
そして、二人は結婚に至りますね。
1859年12月愛加那さん23歳、西郷隆盛31歳。
(この年の差、うらやましい・・・)
二人はとても仲睦まじい夫婦であったと言われており、長男・菊次郎と娘・菊子の二人の子どもが生まれ、約3年の結婚生活を送ったと伝わっています。
しかしその後、1861年時代の混乱の中にあった西郷隆盛は再び薩摩へ戻るようにと命が下されてしまいます。
当時まだお腹の中にいた菊子の顔を見ることなく帰藩することになってしまう西郷隆盛さん。
当時は薩摩藩の藩法により妻子を連れ帰ることは許されなかったみたいです。
沖縄に残された西郷隆盛の妻・愛加那さん
愛加那さんは西郷隆盛と別れた後も沖縄・奄美大島に残り二人の子どもを立派に育てていきました。
また、西郷糸子(三人目の妻)や西郷茂道(西郷隆盛の弟)の支援もあったといいますね。
そのおかげで、菊次郎は台湾の支庁長や京都市長になり、菊子は大山誠之助(大山巌の弟)と結婚しました。
その後、愛加那さんは、1902年明治35年8月27日に雨の降る中、畑で農作業中に倒れ65歳で息を引き取ったといいます。
西郷隆盛の名言・辞世の句

ここでは、西郷隆盛の名言や辞世の句についてご紹介して参ります。
西郷隆盛の名言
こちらでは、西郷隆盛の名言についてご紹介して参ります。
- 敬天愛人
- 人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己れを尽て人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬ可し。
- 児孫のために美田を買わず
- 彼ら貧民の子弟こそ、真の国家の柱石である
- 天の道をおこなう者は、天下こぞってそしっても屈しない。その名を天下こぞって褒めても驕らない。
- 徳盛んなるは官を盛んにし、功盛んなるは賞を盛んにする。
- 雪に耐えて梅花麗し
西郷隆盛の辞世の句
こちらでは、西郷隆盛の辞世の句と呼ばれているものなどをご紹介しています。
実際に、これが辞世の句であるというものは、無いようにも伝えられていますね。
- ふたつなき 道にこの身を 捨小船 波たたばとて 風吹かばとて
- 肥水豊山の路已に窮まる。
- 墓田に帰去し、覇を図るも空しきを。
- 半生の功罪、両般の跡。
- 黄泉に何なる顔して照公に対せん。
西郷隆盛さんぐらいの超幕末有名人だったからこそ、辞世の句というのはいつも頭に描いていたのでしょうね。
自分がいつ死ぬのか、どんな言葉を後世に残せるのか。
辞世の句を考えるというのも、当時の西郷隆盛さんのような人では日常だったのかもしれませんね。
こうやって、自分の人生を振り返って言葉にして世に残しておく風習というのが、ここまでの時代の武士の中に残っていたのは、何だか素敵な生き方だなと少し感銘を受けてしまいますね。
だからこそ、数々の名言が生き残ってきているのかも知れません。
西郷隆盛のように、幾度も戦地を駆け抜けてきた人、幾度も戦いの中に身を置いてきた人だからこそ、辞世の句、名言というのは心を打つのかもしれませんね。
西郷隆盛の生き様について
西郷隆盛さんの生き様は様々な形で伝えられていることが多いです。
日本の父性の象徴としても描かれていることが多いですね。
これだけの偉業・功績を残された方ですが、最後は日本政府に対して反旗を翻した謀反人として名を残してしまう事になってしまいます。
しかし、これはこれで、西郷さんを慕う人たちをまとめ、そして導いていく為の生き方だったのかもしれないと伝えられていますね。
政府に対する不満を持ったかつての薩摩武士たち。
彼らの気を静めるため、そしてせっかく出来た新政府の為にも、西南戦争という形を取ったのではないかと考えられています。
このように、自分がすべてを背負った西郷隆盛さん。
彼の生き様はこれからも様々な形で描かれていくのだと思います。
西郷隆盛がわかるおすすめ本
こちらでは、西郷隆盛がわかるおすすめ本について少しご紹介して参ります。
『西郷隆盛 命もいらず名もいらず』
こちらは、西郷隆盛の生き様を伝えてくれている名著ですよ。
現代の日本人が国難に対していかに立ち向かうべきかを教えてくれるおすすめ本です。
島津斉彬との関わり、勝海舟との出会い、尊王攘夷、薩長同盟、大政奉還といった、数々の西郷隆盛にとって大きな転換期を歴史初心者にも読みやすい本として教えてくれます。
タイトルの「命もいらず名もいらず」も、名言・辞世の句に出てきます。
人斬り半次郎
こちらは、単に僕が半次郎と西郷との関係がとても好きでおすすめしている本なんですけどw。
中村半次郎、のちに初代陸軍少将となった桐野利秋の半生が描かれた作品です。
前半の幕末編は、逆境に負けないように生きる中村半次郎が、西郷と出会って成長していくのが印象的です。
賊将編では、半次郎と西郷とともに戦った西南戦争をド迫力で表現されています。
半次郎という視点で西郷さんを知ることができる名作ですよ。
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西郷隆盛が登場するおすすめ映像作品(映画・ドラマ)
こちらでは、西郷隆盛が登場するおすすめ映像作品についてご紹介して参ります。
NHK大河ドラマ 西郷どん
2018年に大ヒットしたNHK大河ドラマですね。
鈴木亮平が主演となっておりましたが、その他にも瑛太さんや、小栗旬さん、渡辺謙さんなどのスターが多く登場するドラマでしたね。
西郷隆盛さんの生涯がじっくり学び取れるドラマでした。
大河ドラマでは、龍馬伝などもとても面白かった作品ですね。
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こちらでは、過去のドラマや映画が観れるサービスを少しだけご紹介しておきます。
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まずはじめに、U-Nextについてご紹介します。
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西郷隆盛のまとめ
如何でしたでしょうか?
以上、「西郷隆盛」についてご紹介してきました。
今回は、「西郷隆盛が沖縄に残した妻「愛加那」と彼の名言・辞世の句やその生き様について紹介していきます!」と題してご紹介致しました。
ぜひチェックしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で。
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