明治維新

伊藤博文とは何者だったのか?倒幕運動にも参加し初代内閣総理大臣として日本を導いた政治家の名言と功績

どもども、武将好き歴史ファンのジョーです。

今回は、日本の初代内閣総理大臣となった「伊藤博文」についてご紹介していきます。

伊藤博文の簡単な略歴は以下ですね

伊藤博文のプロフィール

  • 1841年:誕生
  • 1849年:萩に移る
  • 1857年:松下村塾に入門
  • 1862年:尊皇攘夷の志士として活躍
  • 1885年:初代内閣総理大臣
  • 1909年:死去(69歳)

この記事でわかる事としては、「伊藤博文」の縁の物事、いわゆる「伊藤博文」の周辺情報についてまとめています。

今回は、「伊藤博文とは何者だったのか?倒幕運動にも参加し初代内閣総理大臣として日本を導いた政治家の名言と功績」と題してご紹介して参ります。

ぜひ、勉強に役立てて下さいね。

それではさっそく見ていきましょう!

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伊藤博文とは何者だったのか?

伊藤博文は、内閣制度発足以降の初代内閣総理大臣ですね。

伊藤博文の長州藩士時代

伊藤博文は長州藩の農民でしたが、14歳の時に足軽の武士になっています。

また17歳の頃に松下村塾に入門していますが、身分の低いことに引け目を感じて最初は塾の外で立ち聞きをしていたようですね。

その後、攘夷派の志士となり、イギリス大使館に放課したり、暗殺計画を画策したりしていた。

1863年に井上馨とイギリス留学すると西洋の進んだ社会に感激し、開国派となります。

そして1864年、西洋諸国の連合艦隊が長州藩を攻撃することを知った伊藤博文は、急いで帰国し戦争を止めようとした。

伊藤博文はその説得に失敗して、結局長州藩は大敗しています。

高杉晋作の反乱にも、いの一番に参加したと言われています。

江戸幕府がなくなり、新政府が成立すると、伊藤博文は木戸孝允の後押しを受けて新政府に入ります。

伊藤博文の新政府時代

英語が話せた伊藤博文はどんどん大きな仕事を任されるようになっていきました。

そして、岩倉具視が率いる「岩倉使節団」へ参加し、木戸孝允・大久保利道らち西洋諸国を見学した。

1877年に木戸孝允が病死し、1878年には大久保利道が暗殺され、新政府の指導者の立場になっていきます。

そして、1885年に初代内閣総理大臣となっています。

また、5代、7代と勤めています。

1次内閣時には明治憲法の起草の中心人物となり、2次内閣では日清講和条約の起草にあたっています。

また、4次内閣の組閣に際して立憲政友会を結党して初代総裁として政党政治の道を切り開いています。

木戸孝允や大久保利通の死後、一番の新政府の中心人物となったと言われていますね。

ちなみに、芸者好きの性格だったようで、明治天皇にもこの事は少し咎められたようですよ。

1909年、ロシアのウラジーミル・ココツェフと満州・朝鮮問題について非公式に話し合うため訪れたハルビン駅で、大韓帝国の民族運動家・安重根によって射殺されています。




伊藤博文のお札

伊藤博文お札引用:https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/past_issue/pbn_1000.htm/

伊藤博文はかつての1000円札にもなっていますね。

製造枚数は、12,960,000,000枚[記番号:黒色と12,478,000,000枚[記番号:青色]と、結構な数が市中に流通したみたいですね。

発行期間は1963年11月1日〜1986年1月4日ですね。

伊藤博文の遺した名言

こちらでは、伊藤博文の語った名言についてご紹介して参ります。

  • たとえここ(英国)で学問をして業が成っても、自分の生国が亡びては何の為になるか。
  • 大いに屈する人を恐れよ、いかに剛にみゆるとも、言動に余裕と味のない人は大事をなすにたらぬ。
  • いやしくも天下に一事一物を成し遂げようとすれば、命懸けのことは始終ある。依頼心を起こしてはならぬ。自力でやれ。
  • 本当の愛国心とか勇気とかいうものは、肩をそびやかしたり、目を怒らしたりするようなものではない。
  • 私の言うことが間違っていたら、それは間違いだと徹底的に追及せよ。君らの言うことがわからなければ、私も君らを徹底的に攻撃する。互いに攻撃し議論するのは、憲法を完全なものにするためである。くり返すが、長官だの秘書官だのという意識は一切かなぐり捨てて、討論・議論を究めて完全なる憲法をつくろうではないか。
  • われわれに歴史は無い。我々の歴史は、今ここからはじまる。
  • 国の安危存亡に関係する外交を軽々しく論じ去つて、何でも意の如く出来るが如くに思ふのは、多くは実験のない人の空論である。
  • 今日の学問はすべて皆、実学である。昔の学問は十中八九までは虚学である。
  • お前に何でも俺の志を継げよと無理は言はぬ。持って生まれた天分ならば、たとえお前が乞食になったとて、俺は決して悲しまぬ。金持ちになったとて、喜びもせぬ。
  • 現在の日本は地平線から出たばかりの太陽である。暁の雲から出たばかりの太陽は光が弱く、色も薄い。だが、その太陽はやがて中天までくると、全天に輝きわたる。 これと同じように、日本もまもなく世界に雄飛し、日の丸の旗は尊敬の念を持って世界の人々から見られるようになるだろう。
  • 誰が撃ったのか。森(秘書官)も撃たれたのか。

一番最後が、伊藤博文の最後の発言だったようです。

伊藤博文の功績

伊藤博文は豊富な国際感覚を持っていた穏健な開明派の人物でした。

明治初年より開明派と目されていた人物で、諸制度の近代化と立憲制への転換を主導してきました。

伊藤博文は1882年から翌年にかけてドイツ・オーストリア・イギリスなどを見聞してヨーロッパ諸国を歴訪して憲法調査を行っています。

その際に伊藤博文は、議会権力の弱いドイツ・オーストリア型ばかりに固執していたわけではなく、議会権力が強力なイギリス型も将来の視野に入れていました。

1889年に明治憲法を制定して以降、明治天皇の理解も得て数度の憲法危機を憲法停止させずに乗り超えて立憲体制を維持したという功績を残されています。

ここで憲法を止めなかったのは大きなことですね。

そして、1900年に立憲政友会を創設した後は政党政治も推進しています。

ドイツでさえ憲法を一度停止する事態に追い込まれたこともあり、憲法を一度も停止することなく立憲体制を存続させたということで、イギリスをはじめ、西欧諸国から立憲主義・議会政治の父として伊藤博文は世界から高い評価を受け続けています。

伊藤博文のその穏やかな政治思想ややり口については、山県有朋らの保守派官僚層と対立することが多くありました。

彼らは伊藤博文の外交を軟弱外交と批判していました。

伊藤博文が政党を結成することに対しても否定的反応を示し、その一方で明治天皇からの信任は強く、明治期を通じて伊藤博文は元老中第一の実力者として内外政策に大きな影響力を持つようになりました。

伊藤博文の陽気で開放的な性格から、国民からの人気は高かったですが、強固な派閥を作らなかったため、晩年の国内政治への影響力は、広い派閥網を形成した山県有朋に劣ったとも考えられていますね。

伊藤博文の登場するドラマ

こちらでは、伊藤博文が登場するおすすめ映像作品についてご紹介して参ります。

NHK大河ドラマ 西郷どん

 

2018年に大ヒットしたNHK大河ドラマですね。

鈴木亮平が主演となっておりましたが、その他にも瑛太さんや、小栗旬さん、渡辺謙さんなどのスターが多く登場するドラマでしたね。

伊藤博文をあの浜野謙太さんが演じられていますね。

篤姫(NHK大河ドラマ)

2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」にも伊藤博文が登場していますね。

この時は、岡本高英さんが伊藤博文を演じていらっしゃいますね。

龍馬伝(NHK大河ドラマ)

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」にも伊藤博文が登場していますね。

この時は、尾上寛之さんが伊藤博文を演じていらっしゃいますね。

八重の桜(NHK大河ドラマ)

2013年のNHK大河ドラマ「八戸の桜」にも伊藤博文が登場していますね。

この時は、加藤虎ノ介さんが伊藤博文を演じていらっしゃいますね。

花燃ゆ(2015年、役者:劇団ひとり)

2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」にも伊藤博文が登場していますね。

この時は、劇団ひとりさんが伊藤博文を演じていらっしゃいますね。

歴史映画やドラマはU-NextやAmazonプライムがおすすめ

こちらでは、過去のドラマや映画が観れるサービスを少しだけご紹介しておきます。

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まずはじめに、U-Nextについてご紹介します。

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引用:Amazonプライムビデオ

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オリジナル作品も多く、歴史以外にも楽しめるサービスです。

伊藤博文おすすめ本

こちらでは、伊藤博文のおすすめ本についてご紹介して参ります。

伊藤博文直話 暗殺直前まで語り下ろした幕末明治回顧録

幕末動乱をくぐりぬけ、初代内閣総理大臣となった伊藤博文について回顧録としてまとめてくれている面白い本です。

政治家として栄達をきわめた伊藤博文の、みずから語った唯一の「自伝」本として非常におすすめの本です。

幕末の実歴談、政談、憲政論など、伊藤博文本人の肉声が伝える激動の時代と人物がわかる一冊です。

伊藤博文の情報戦略 藩閥政治家たちの攻防

伊藤博文をはじめとして、政治家はどのようにして情報を収集・伝達していたのか。

初代首相にして帝国憲法の制定者、日清戦争を勝利に導いた伊藤博文の独自の情報システムを構築して政局運営に利用していたことがわかっています。

伊藤博文の幕僚団にあって敵対勢力の情報や公安情報を意のままにしつつ、メディア操縦に従事した「影の宰相」の存在も明らかになります。

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引用:Kindle

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伊藤博文のまとめ

如何でしたでしょうか?

以上、「伊藤博文」についてご紹介してきました。

今回は、「伊藤博文とは何者だったのか?倒幕運動にも参加し初代内閣総理大臣として日本を導いた政治家の名言と功績」と題してご紹介致しました。

ぜひチェックしてみて下さい。

それでは、今回はこの辺で。

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