明治維新

天才「高杉晋作」の辞世の句や刀・お墓やトレードマークとなった三味線などについて解説します!

どもども、武将好き歴史ファンのジョーです。

今回は、歴史上の人物でも狂気な天才「高杉晋作」についてご紹介していきます。

高杉晋作の簡単な略歴は以下ですね

高杉晋作のプロフィール

  • 1839年:誕生
  • 1857年:久坂玄瑞と吉田松蔭の松下村塾に入学
  • 1863年:下関戦争にて惨敗
  • 1866年:薩長同盟
  • 1867年:死去(29歳)

この記事でわかる事としては、「高杉晋作」の縁の物事、周辺情報についてまとめています。

今回は、「天才「高杉晋作」の辞世の句や刀・お墓やトレードマークとなった三味線などについて解説します!」と題してご紹介して参ります。

ぜひ、勉強に役立てて下さいね。

それではさっそく見ていきましょう!

高杉晋作の天才なところ

引用:https://www.nippon.com/ja/features/c01803/

高杉晋作は、やっぱり天才肌という印象が随所にありますよね。

27歳という短い生涯ではありましたが、一体その中でどんなことが天才だったのでしょうか?

1つめは、軍艦を無断で購入した豪快さです。

2つめは、イギリス大使館の焼き討ちですね。

3つめとしては、有名な奇兵隊を立ち上げたことです。

こちらは、当時は厳格に身分制度というのがあったのですが、農民、武士などの身分に関わらず、志が高い人を集めて、隊を結成したというのが大きな点ですね。

これによって、高杉晋作の人望というのも大いに高められたと思われます。

この辺りのエピソードが、高杉晋作を天才と語られている理由でもあるのかと思います。

高杉晋作の辞世の句

引用:https://future-anxiolytic.com/takashimashinsaku-omoshiroki/

こちらでは、高杉晋作の辞世の句についてご紹介しています。

この辞世の句は有名ですよね。

高杉晋作の辞世の句

  • 「おもしろき こともなく世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」

この句の、すみなすものは 心なりけりは、高杉晋作本人ではなく、後々に付けられたという風にも伝わっていますね。

僕は前半だけの方が、何となく好きですね。




高杉晋作の刀を紹介

高杉晋作の愛刀は「安芸国佐伯壮藤原貞安」です。

「安芸国佐伯壮藤原貞安」は少し長めの刀だったようですね。

これを高杉晋作は非常に気に入ったという風に言われています。

高杉晋作の墓の場所は?

高杉晋作の愛人だったおうのという女性が、晋作の死後に尼さんになって、晋作のお墓を守り菩提をとむらうようになりましたようですね。

所在地:下関市大字吉田1184

アクセス:JR小月(おづき)駅からバス14分「東行庵入口」下車、徒歩5分/中国自動車道小月ICから車で約15分

高杉晋作のトレードマーク”三味線”

高杉晋作は、大の三味線好きだったと伝えられていますね。

歌好きとしてでも有名だったらしいです。

当時のエンタテインメントをこよなく愛した方だったようですね。

しかも、常に三味線を持ち歩き弾いていたとのこと。

有名な都々逸「三千世界の烏を殺し 主と朝寝がしてみたい」は晋作公の作品といわれています。

また、お~い竜馬の一説を引用すると、「いろんな人間が僕の都々逸を歌うが、本当にわかっているのは坂本君(竜馬)くらいなものだ!」というシーンも。

高杉晋作なりの芸術を論評することもあったような、風流な男だったようですね。

ある人物評には、「最期まで賑やかに風流を愛した遊び人」とあったりもします。

また、ある書籍では坂本竜馬が「世が世なら粋な芸術家にでもなっていたはず」と言わしめるくらいであったといいます。

そんな風流な男が、奇兵隊を率いて戦った時代。

狂気の天才はこういう点でも才能を開花させていたのかもしれません。

高杉晋作の子孫:高杉力さんが三味線を寄贈

山口県の萩市と下関市が管理していた高杉晋作の日記や、愛用していた三味線などの遺品を、それぞれの市に寄贈されていますね。

高杉晋作の遺品をめぐっては、高杉晋作の墓がある寺「東行庵」(下関市)と、高杉家などとの間で、それぞれの遺品の所有権の争いが続いていたそうですね。

高杉晋作と桂小五郎

よく、高杉晋作と桂小五郎は比較されることが多いですね。

桂小五郎は冷静に物事を考え、理路整然とする印象が強いですけどね。

一方で、高杉晋作は激情家・過激派という側面も併せ持った人物のようにも思えます。

今風に言えば、カリスマロックバンドのリーダーのような。

関連記事:維新志士「桂小五郎」の刀や妻の松子(幾松)や改名遍歴、高杉晋作との関係などについて紹介します!




高杉晋作を書いたおすすめ本

こちらでは、高杉晋作のおすすめ本をご紹介して参ります。

司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 (集英社新書)

司馬遼太郎作品に登場する歴史人物の中で、坂本龍馬、吉田松陰、高杉晋作について解説がされている本ですね。

『世に棲む日日』に登場する高杉晋作の武勇伝は、元は明治期の講談でもあったようです

それを、司馬遼太郎の創作であるという点を解説してくれています。

また、辞世の句を詠む感動のラストシーンに対しても、臨終の間際に読まれたものではないなど、晋作研究の第一人者としての見解を見せていますね。

高杉晋作―わが風雲の詩

高杉晋作という歴史上の人物ではなく、一人の人間として描いるおすすめ本です。

天才のイメージが強いですが、リアルな感情や行動を描写しようと努めている本ですね。

伊藤博文には、「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し 衆目駭然、敢えて正視する者なし。これ我が東行高杉君に非ずや」と詠われた高杉晋作。

しかし、その内実というか、悩みや葛藤が無かったわけではない、その天才は悩まない、というイメージを覆した、人間らしさをふんだんに盛り込んだ高杉晋作像が描かれています。

高杉晋作

本作は3巻からなる物語です。

1巻は師である吉田松陰とのエピソードを中心に描かれていますね。

いかに吉田松陰が高杉晋作に影響を与えた人物であったか、とても良くわかります。

2巻では桜田門外の変で井伊直弼が倒れた後、日本が混迷を極める中で勤皇の志士として活動していく姿を、3巻では英国公使館焼き討ちから下関戦争、熱の入る講和のシーンを経て、病に伏して死に至るまでが描かれております。

無料でおすすめ本を読むならKindle Unlimitedがおすすめ

引用:Kindle

高杉晋作や明治維新の本など、歴史小説やコミック本などが読めるサービスとして、Kindle Unlimitedもたくさんの書籍を扱っているサービスですね。

様々な本を月額980円(税込)で、和書12万冊以上、また、洋書も120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になります。

歴史系のコンテンツも多いので、勉強にもなりますね。

意外とコンテンツは豊富なので、隙間時間にさっと読んで新しい知識のインプットにもなりますね。

ぜひこちらも登録しておくことをおすすめします。

関連リンク:Kindle Unlimitedに登録して歴史本を読む

高杉晋作登場のドラマ

こちらでは、高杉晋作が登場するドラマをご紹介して参ります。

高杉晋作登場ドラマ①龍馬伝(俳優:伊勢谷友介)

やっぱり龍馬伝は外せませんでしたね。

伊勢谷友介さんが演じる高杉晋作はとてもかっこいいですよね。

この龍馬伝をきっかけに、伊勢谷さんも武士の役ってかなりイメージにぴったりな印象を持つようになりました。

次の花燃ゆでは、吉田松陰を演じていたり、やっぱり情熱的な役柄がお似合いですね。

高杉晋作登場ドラマ②花燃ゆ(俳優:高良健吾)

こちらも大河ドラマの「花燃ゆ」で、高良健吾さんが高杉晋作を演じてますね。

高良さんの高杉晋作もまた、情熱的な役所となっています。

吉田松陰の妹の生涯を描いたドラマ。

また違った視点での幕末と新時代を学びとれる、非常に貴重なドラマです。

高杉晋作登場ドラマ③蒼天の夢(俳優:野村萬斎)

こちらもNHKの連続ドラマですね。

なんと、高杉晋作をあの野村萬斎さんが演じていらっしゃいます。

こちらはどのような高杉晋作になっているのかとても興味がわきますけどね。

歴史映画やドラマはU-NextやAmazonプライムがおすすめ

こちらでは、過去のドラマや映画が観れるサービスを少しだけご紹介しておきます。

興味がある方は、チェックして観てください。

引用:U-Next画面

まずはじめに、U-Nextについてご紹介します。

歴史系の映画やドラマは、多くのビデオオンデマンドサービスによって提供されてきていますね。

その中でもやっぱり利用しやすかったり、コンテンツが豊富なのはU-NextやAmazonプライムビデオですね。

U-NextではNHKの大河ドラマも過去の作品が観ることができます。

料金は月額1990円(税別)ですね。

そして、約14万本の見放題作品と70誌以上の雑誌が読み放題! 加えてレンタル作品の視聴に利用できる1,200ポイント(1ポイント=1円)が毎月付与されます。

引用:Amazonプライムビデオ

次にAmazonプライムビデオですね。

また、Amazonプライムビデオではコンテンツ量がとても豊富で、海外のドラマなどにも強いですね。

何れにしても、観たい作品を探して観るのでしたら、この2つのサービスは活用してみることをおすすめします。

こちらは、プライム会員ですと月額400円から利用できるというコスパの良いサービスですね。

オリジナル作品も多く、歴史以外にも楽しめるサービスです。

高杉晋作まとめ

如何でしたでしょうか?

以上、「高杉晋作」についてご紹介してきました。

今回は、「天才「高杉晋作」の辞世の句や刀・お墓やトレードマークとなった三味線などについて解説します!」と題してご紹介致しました。

ぜひチェックしてみて下さい。

それでは、今回はこの辺で。