どもども、武将好き歴史ファンのジョーです。
今回は、歴史上の人物でも武神・軍神と言われている「上杉謙信」についてご紹介していきます。
上杉謙信の簡単な略歴は以下ですね
上杉謙信のプロフィール
- 1530年:誕生
- 1548年:家督を引き継ぐ
- 1561年:第四回川中島の戦い(武田信玄との一騎打ち)
- 1577年:手取川の戦いで織田家家臣柴田勝家に勝利
- 1578年:死去(49歳)
この記事でわかる事としては、「上杉謙信」の縁の物事、周辺情報についてまとめています。
上杉謙信といえば、ライバルは武田信玄ですよね。
そんな武田家との争いを通じて芽生えた名言なども解説しています。
今回は、「上杉謙信の生涯とは!?刀や城や名言などについて調べてみた」と題してご紹介して参ります。
ぜひ、勉強に役立てて下さいね。
それではさっそく見ていきましょう!
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もくじ
上杉謙信の家紋について
以下では、上杉謙信の家紋についてご紹介していきます。
仙台笹(定紋)
「竹に雀」の図柄を紋にしたものですね。
子孫繁栄や一族の栄華を願う吉祥紋のひとつとされています。
丸に竪三引き両
政宗以前からの伊達家にもっとも古くから伝わるとされる、伊達家本来の家紋です。
伊達家の祖先が源頼朝の奥州攻めに従軍した際に下賜されたという伝統ある家紋です。
その他(替紋)
「十六葉菊」、「五七桐」、「横三引両」、「九曜」、「雪輪に薄(すすき)」、「八つ薺(なずな)」、「伊達鴛鴦(だておし)」などが知られていますね。
上杉謙信を名言一部紹介
上杉謙信の名言というのも、多く残されていますね。
毘沙門天の再来と自ら称していたこともあり、数々の武神・軍神として本質を貫いた名言を多く残されている武将が、上杉謙信なのでしょう。
ですので、上杉謙信としても数多くの名言を残してきています。
その中でも、以下では、その上杉謙信の名言を一部ご紹介していきます。
上杉謙信の名言
- 我を毘沙門天と思え。
上杉謙信は自らを見沙門天の化身だと思っていた。
- 生を必するものは死し、死を必するものは生く。
生きたいと思って戦場に行く者は死に、死の覚悟を持って戦う者は生きて帰ってくる。という意味です。
- 大事なのは義理の二字である。死ぬべきに当たってその死に顧みず、生きる道においてその命を全うし、主人に先立つこれこそ武士の本意である。
やるべきことちゃんとやる。自分にうそをつかない。正しいことをやり続ける。という意味です。
- 人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことを言ってはならぬ。
人の上に立つ者の一言は、深い考えも持って発言しなければいけない。軽率な発言を言ってはいけない。という意味です。
- 武士は馬を我が足と思い、弓槍を左右の手と定め、敵を撃つ刃は己の心と考え、常に武道をを嗜むことが、本意の核心である。
武士道とは、常に武士道を考えていることである。自分と常に対話をしていた謙信だったのでしょう。
- 大事なのは義理の二字である。死ぬべきに当たってその死をかえりみず、生きる道においてその命を全うし、主人に先立つ、これこそ武士の本意である。
義と理を最も重んじた謙信。戦国の時代だったからこそ、この二つは武士としての本質を見抜く大切な要素だったのでしょうね。
- 信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。
一瞬一瞬に生き、生き抜く心情であることを説く上杉謙信の言葉。
- 人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならぬ。
人を動かし、人を活かし、そして人の上に立つ人間としての、上杉謙信なりのスタンスをハッキリと示した言葉ですね。
- 家訓16ヶ条「宝在心」一、心に物なき時は心広く体泰なり一、心に我儘なき時は愛敬失わず一、心に欲なき時は義理を行う一、心に私なき時は疑うことなし一、心に驕りなき時は人を教う一、心に誤りなき時は人を畏れず一、心に邪見なき時は人を育つる一、心に貪りなき時は人に諂うことなし一、心に怒りなき時は言葉和らかなり一、心に堪忍ある時は事を調う一、心に曇りなき時は心静かなり一、心に勇みある時は悔やむことなし一、心賤しからざる時は願い好まず一、心に孝行ある時は忠節厚し一、心に自慢なき時は人の善を知り
一、心に迷いなき時は人を咎めず
如何でしたでしょうか。
これだけ多くの名言を残した上杉謙信。
その心と思考は今でも多くの人に影響を与えていますね。
こちらでは、上杉謙信の名言についてご紹介しました。
上杉謙信の刀は?
姫鶴一文字
「姫鶴一文字」は備前国の福岡一文字派によるものです。
鎌倉時代後期に作られた刀とされています。
「合口拵(あいくちごしらえ」」という作りになっており、謙信はこの形を好んでいたそうです。
山鳥毛
もともと関東管領上杉家の家宝だった刀ですね。
謙信が上州白井に出陣した際に長尾憲景から贈られました。
五虎退
「五虎退」は、鎌倉時代の有名な刀工である粟田口藤四郎吉光によって作られた短刀のようですね。
1559年まだ長尾景虎を名乗っていた謙信は、13代将軍の足利義輝に請われて上洛し、正親町天皇から拝領したのが「五虎退」だったといわれています。
上杉謙信の女性説?
女性説の発祥は、歴史小説家の八切止夫とされていますけどね。
おそらく、謙信が男色を好むあまり、女性との性接触を拒んだという同性愛者説が発端だったのかもしれませんね。
性的不能説もありますね。
また、謙信が深く信仰していたとされる仏教の教え「不邪淫」を守ったという宗教戒律説というのもあります。
こちらは一応論拠があるようですね。
最も有力とされるのが名代家督説です。
『上杉年譜』によれば、もともと謙信は正統な後継者ではなく、前当主晴景の嫡男が成長するまでの「中継ぎ」当主だったと紹介されています。
謙信はその誓いを守るべく、妻帯して実子を産めば当主交代が難しくなると判断し、生涯不犯を実行したというものです。
この誓いを守るために仏教の教えをもちだして、自身の論理を正当化したと指摘されています。
上杉謙信の城について
以下では、上杉謙信の城についてご紹介していきます。
春日山城:新潟県上越市
上杉謙信の生誕地であり、南北朝時代に築かれた城です。
戦いの神である毘沙門天を信仰していた上杉謙信は、城内に毘沙門堂を設けて、出陣前にはそこで勝利を祈願していたと言われています。
上杉謙信の死後、その養子だった「上杉景勝」と「上杉景虎」の間で家督をめぐっての内紛が起きると、春日山城は戦場となりました。
栃尾城:新潟県長岡市
築城されたのは、南北朝時代だと言われています。
長尾家に仕えていた本庄家が城主を務めていました。
栃尾城は上杉謙信が初陣を果たした場所として知られています。
現在、栃尾城の本丸跡には展望台があり、そこからは長岡市市街を望めますね。
御館:新潟県上越市
上杉謙信が、上杉憲政の屋敷として築いたのがこの館です。
のちに上杉憲政から関東管領の座を譲り受けた上杉謙信は、御館を政庁として利用しています。
上杉謙信の死後に起きた上杉家当主の座をめぐる内紛によって御館は焼失し、現在、建物の跡地は「御館公園」となっており、観光客で賑わっています。
唐沢山城(からさわやまじょう):栃木県佐野市
佐野家の15代目当主「佐野昌綱」が上杉謙信と同盟を結び、1559年に唐沢山城に北条家の大軍が攻めこんできた際には、佐野家と上杉家の同盟軍により返り討ちにしています。
その後、佐野昌綱の子である「佐野宗綱」とその弟である虎松丸が対立し、佐野家内で内紛が勃発し、虎松丸に加勢した上杉謙信は、佐野宗綱が守る唐沢山城を攻める。
10回以上も攻めながら、ついに落城させることができませんでした。
今では関東7名城のひとつに数えられています。
松倉城:富山県魚津市
上杉謙信を手こずらせたことがある城として知られています。
戦国時代、松倉城の城主である「椎名康胤」は上杉謙信との同盟を破棄し、武田信玄と同盟を結びました。
これに激怒した上杉謙信は松倉城を攻めるも、家臣からの謀反が起こったために本拠である春日山城への撤退を余儀なくされ、謀反を鎮圧した1569年に再び松倉城へ出陣すると、今度は落城を果たしました。
現在の松倉城は城郭の長さが約1kmもあることから、富山県最大級の山城として知られています。
七尾城:石川県七尾市
能登の山中に築かれた山城で、その名称の由来は、7つの尾根に跨っていることにあります。
1576年、上杉謙信は能登の平定を目指して、この地を治めていた畠山家の本拠である七尾城を攻めました。
しかし、攻めあぐねた末に撤退することになります。
七尾城が山の頂上にあったのに加えて、山には曲輪が連なるように設置されていたからです。
現在でも七尾城には、往時を偲ばせる石垣や堀などが残っています。
上杉謙信のおすすめ本
こちらからは、上杉謙信のおすすめ本をご紹介して参ります。
天と地と
NHK大河ドラマの原作にもなった名作ですね。
上杉謙信の出生から第4次川中島の戦いまでを描いたおすすめ作品です。
謙信の人となりが伝わってくる物語ですね。
上杉謙信
こちらは、吉川英治さん原作の歴史小説ですね。
メインは、第4次川中島合戦に焦点を置いています。
上杉謙信の精神が凝縮されているおすすめ本です。
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上杉謙信のおすすめ映像作品
ここからは、上杉謙信のおすすめ映像作品についてご紹介して参ります。
NHK大河ドラマ 風林火山
こちらは、NHK大河ドラマの風林火山ですね。
武田信玄の軍師だった山本勘助が主人公として描かれていますが、この当時のライバルとして上杉謙信が描かれていますね。
上杉謙信を演じていたのがあのGACKTさんということも話題になった作品ですね。
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上杉謙信のまとめ
如何でしたでしょうか?
以上、「上杉謙信」についてご紹介してきました。
この当時の時代としては、やっぱり信長、家康なども世代間としては、近しいですね。
今回は、「上杉謙信の生涯とは!?刀や城や名言などについて調べてみた」と題してご紹介致しました。
ぜひチェックしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で。
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